INFPかもしれないと思ったら

INFPが生きていくなかで一番大切にしているのは、心の調和を保つこと。自分の価値観や信念に沿うよう忠実に行動し、内面世界と現実が合致していることを望んでいます。つねに理想を追い求めているINFPには、自らの感情や考えを外に表明する芸術家タイプが多いともいわれています。その際、直接話すよりも文章で表現することを好みます。

人口比率は、国内でも海外でも大差はなく、4~5%という結果が出ています(国内及び海外MBTIマニュアルによる)。16種類の性格タイプのなかでは少ない部類に入るといえるでしょう。ウイリアムシェークスピア、ジョンレノン、ジョニーディップ、カートコバーンなど、ちょっとひと癖ありそうな小説家やミュージシャンがINFPではないかと予想されています。

もくじ

  • INFPの特徴
  • INFPの強み
  • INFPの弱点
  • INFPがもっと活躍するためには
INFPの特徴

胸に熱い思いや信念を秘めているINFPは、めったに自分の考えや感情を表明しない控えめな人です。表明したところで、おそらく賛同してはもらえないだろうと諦めているのかもしれません。好奇心が旺盛で、ものごとを独創的な視点から見るので、周りからは変わり者扱いされることもしばしばです。ただ、長い時間をかけて自分の内面世界を理解してくれる人には、胸の内をすべて語り、忠誠心を見せるでしょう。価値観や信念に反しない限りは、周りの環境にも合わせることができる柔軟さも備えています。

INFPの強み

ひとつのことにじっくり腰を据えて取り組む、粘り強さが強みです。自分の内なる声に正直なため、「これはやるべきことだ」と確信したら、周りが驚くほどの集中力でやり遂げます。また、好奇心が旺盛なうえに直観もはたらくため、ものごとのあらゆる可能性を独創的な方法で解決できることに気づいたり、ずっと先の将来を見通して計画を立てたりします。鋭い洞察力は他人の感情を察するときにも役立ち、当の本人でさえ気づいていない隠れた欲求も感じ取れるほど。理想も志も限りなく高く、周りの人が成長したり、自己理解を深めたりできるよう手助けをするので面倒見のよい一面もあるでしょう。気難しくて、何を管変えているかわからないときもありますが、基本的には思いやりのある善良な人です。

INFPの弱点

なにせ理想が高いので、つねに現実とのギャップを感じて落ち込んでしまうのがINFPの弱点です。妥協することで良い結果がもたらされる場合もあると覚えておきましょう。また、せっかく高い目標を掲げても、そこへ到達するための時間、やるべきことなど、現実に即した見積もりや計画を立てることが苦手です。論理的な思考が必要とされる場面でも、自身の価値観やものごとの可能性に重きをおいてしまうのです。そのため、外の世界では今現在、何がどのように起こっているのか、客観的に判断できなくなってしまいます。

INFPがもっと活躍するためには

INFPは、ものごとの可能性に目を向け、つい先々のことを考えてしまいがちです。まずは目の前の現実を見て、3~5年後の近い将来を見越して目標を設定するとよいでしょう。現実に即した判断をするためには、言葉に出して、「いつ、誰が、何を、どうした」と説明する訓練が約に立ちます。また、目標を達成するために必要とされる具体的な時間、モノ、やるべきことなどを洗い出して吟味する習慣を持つと良いでしょう。

まとめ

INFPは自分の価値観や理想とする世界に住んでいます。好奇心が旺盛で直観力にも優れているため、独創的なモノの見方ができます。ただし、論理的、客観的な思考が苦手なため、実践力にはやや欠ける面も。

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